マクラーレンは、ルノーF1チームの“Bチーム”になることはなく、あくまで“独立”したF1チームであることを固く決意している。ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、ルノーとエンジンカスタマーのマクラーレンがシャシーのエリアで協力すれば、“かなりまともなレーシングカー”を製造できるだろうと冗談交じりに語っていた。
この発言を受け、マクラーレンのチームプリンシパルを務めるアンドレアス・ザイドルはルノーとの関係について「我々は透明な素晴らしい関係を築いていると何度も述べてきた」とコメント。「昨年と比較したルノーの進歩は、我々の成功の理由のひとつだ。だが、我々の関係はパワーユニットだけだ。我々は独立したチームであり、そのままでいることを望んでいる」アンドレアス・ザイドルは、2021年にマクラーレンが異なるエンジンを使用する可能性を除外していない。「ご存じのとおり、ルノーとの契約は2020年まで有効だ。その後の選択肢には可能性がある」「現状、我々はルノーとの仕事に全力を注いでおり、我々の協力体制には満足している」