マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソとマクラーレンとの関係は壊れていないと主張する。フェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”を目指して今年のインディ500の予選に挑んだが、準備不足のマクラーレンの数々の失態も重なり、まさかの予選落ちを喫することになった。
マクラーレンは、すぐにインディカー・プロジェクトの責任者を務めていたボブ・ファーンリーを解雇している。「質問に答えるなら、我々は間違っていたと思う」とザク・ブラウンはモナコでコメント。フェルナンド・アロンソは、2020年のプロジェクトをまだ決定しておらず、このタイミングでのインディ500の失敗によってマクラーレンなしでプランを立てていく可能性が噂されている。しかし、ザク・ブラウンは、フェルナンド・アロンソとの関係は“かつてないほど良くなっている”と主張する。「もちろん、彼は非常に落胆していた。我々は彼を失望させてしまった。彼はレース出場に値するドライバーだ」とザク・ブラウンはコメント。「ル・マン後ににフェルナンドが何をするかは彼次第だ。我々はいくつかのマクラーレンの活動について彼と契約を結んでいる」フェルナンド・アロンソは、インディ500やモナコにいる代わりに、Instagramでマウンテンバイクの写真を投稿した。「あのような感情的な週末で終わった後は、振り返るのに時間をかけたいと思うものだ。今後彼が何をしたいのか見てみよう。もし、それがマクラーレンの活動と一致すれば素晴らしいだろう」「だが、彼は自分が何をしたいのかまだ少し決まっていないんだと思う。ル・マンで彼と会ったときに話をしてもみようと思う」