マクラーレンは、F1イタリアGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが6位、ルイス・ハミルトンはリタイアだった。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンだったが、2ストップ戦略がうまく働かずブラウンGPの2台に先行され3番手でレースを進める。2番手のジェンソン・バトンに追いつくために懸命にプッシュしていたハミルトンだったが、最終ラップにまさかのクラッシュ。表彰台のチャンスを逃していまった。
4番グリッドからスタートしたヘイキ・コバライネンはハミルトンとは異なり1ストップ戦略だったが、スタートからペースが上がらず、6位でフィニッシュとなった。ヘイキ・コバライネン (6位)「今日には相当落ち込んでいるよ。僕のレースは難しいスタートで始まり、1周目でいくつか順位を犠牲にしてしまった。プライムタイヤは攻めるにはグリップがなくて、第1スティンントはあまりハードにプッシュできなかった。オプションタイヤでの第2スティントはト勝ったけど、第1スティントで失った時間を取り戻すにはあまりに遅すぎた」ルイス・ハミルトン (リタイア)「2ストップを働かせるためには本当にプッシュしなければならなかったし、最適な戦略ではなかった。マシンから出来る限りのタイムを引き出したし、ミスもしなかった。最後のラップまではね。不運だった。でも、このようことは起こるし、レーシングインシデントだ。そのラップで、ジェンソンに追いつこうとかなり激しくプッシュしていたし、彼を追い抜くためにKERSを使った。最初のレスモを出たあと、バックエンドが流れて、壁にぶつかってしまった。チームには『申し訳ない』としか言えない。彼らは素晴らしい仕事をしていたし、今日はブラウンほど速くなかったけど、これまでよりもプッシュできたので、それについては満足できる」F1イタリアGP結果:F1イタリアGP:バリチェロが今季2勝目、ブラウンGPが1-2!