マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ルーキーのランド・ノリスにチーム再建の責任を負わせるようなことはないと語る。昨年、マクラーレンはホンダからルノーにF1エンジンを交換。前年の2倍のポイントを獲得はしたものの、目標にしている表彰台や勝利には手が届かなかった。
今シーズンもルノーのF1エンジンを継続するマクラーレンだが、ドライバーはカルロス・サインツとランド・ノリスとまったく新しいラインナップを起用することになる。ザク・ブラウンは、19歳のランド・ノリスにマクラーレンの再建のためのプレッシャーをかけることはないいと主張する。「もちろん、ルイス(ハミルトン)がマクラーレンに加入していた時点では我々はレースに勝っていた。結果を出し続けるプレッシャーにい関わらず、高いプレッシャーのかかる環境でチームに加入したルーキードライバーがいたのは確かだ。チームはすでにレースに勝利しているプレッシャーか再建の旅を手助けするプレッシャーに関わらずね。だが、我々が勝利の道に戻ることへの第一に責任はマクラーレンにあると考えている」ザク・ブラウンは、マクラーレンだけでなく、F1全体がランド・ノリスを判断するのは待つべきであり、最初の数戦に基づいてノリスの実力を定めるべきではないと語る。「F1はかなり残酷な環境になり得ると思う。ルクレールを見れば、最初の2~3レースではまだF1には早いのではないかと考えさせるようなコメントがあったのを覚えている。そして、彼は今、フェラーリを運転している」「だから、我々はやらなければならないのは、期待を判断することだ。3レースを終えただけで判断するのではなくね。我々のスポーツはいつも判断を下すのがかなり早い」「ノリスには明らかに才能がある。現在、我々のレースカーに乗っている彼をかなり見てきた。我々がやらなければならないことは、彼を育て、内外の期待を管理し、彼の才能を示すことができるエキップメントを与えることだ」