マクラーレンは、セルジオ・セッテ・カマラがF1チームの育成プログラムに参加し、テスト兼開発ドライバーを務めることを発表した。ブラジル出身のセルジオ・セッテ・カマラ(20歳)は、今年のF2選手権にカーリンから参戦。ストフェル・バンドーンに代わってマクラーレンでF1デビューを果たすランド・ノリスのチームメイトを務めている。
「いつかF1ドライバーになることが僕の夢だし、この素晴らしい機会を与えてくれたマクラーレンに感謝したい」とセルジオ・セッテ・カマラはコメント。「チームと一体化して、できる限り彼らと緊密に仕事をしていくことが僕の目標だ。マクラーレンをサポートすることと同様に、耳を傾け、学習し、ドライバーとして発展していたい」マカオGPとマスターズF3の表彰台フィニッシャーであるセルジオ・セッテ・カマラは、モトパークからヨーロッパF3に参戦していた2シーズンをレッドブルのジュニアドライバーとして過ごし、2016年にはシルバーストンでトロロッソのF1マシンをテストしている。その後、レッドブルから離れたセルジオ・セッテ・カマラは、MPモータースポーツからF2に参戦してチームの初勝利を挙げるとともにデビューシーズンにを12位で終えている。カーリンに移籍した今年は定期的なフロントランナーとなり、アブダビでの最終ラウンドを前にランキング6位につけている。「我々はセルジオをマクラーレン、そして、我々のドライバー育成プログラムに迎えることを嬉しく思っている」とマクラーレンのスポーティングディレクターを務めるジル・ド・フェランはコメント。「我々はしばらく彼の進歩をフォローしてきたし、彼はリアルなポテンシャルを秘めた有望な若い才能であると信じている」「レース活動をサポートしながら、多彩なドライバーとしての彼のスキルを一緒に磨いていくことを楽しみにしている」