マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、ライバルチームがランド・ノリス獲得を狙っていたとし、2019年のドライバーとして起用しなければ他チームで走っていたかもしれないと認めた。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ランド・ノリスは9月30日までにマクラーレンの2019年のF1シートを獲得できなかった場合はフリーエージェントとなると語っていた。
ザク・ブラウンは、トロロッソ・ホンダがランド・ノリス獲得を狙っていたと認める。「我々は他のチームが彼を欲しがっているのをわかっていた」とザク・ブラウンは Racefans にコメント。「最終的に夏休みあたりが常にタイムラインとしてあったし、それによるプレッシャーはなかった。それに基づいて決断を下したわけではないが、彼が我々のところで走らなければ、他チームのものになることは十分にわかっていた」「おそらくトロロッソだと思う。私が得た電話に基づけば、複数のチームが彼に興味を持っていた」ザク・ブラウンは、2016年にマクラーレンにマネージングディレクターとして加入する以前からランド・ノリスのマネジメントも担当している。しかし、ザク・ブラウンは、最近のランド・ノリスの交渉には関与していなかったと主張する。「私がマクラーレンに来る前、ランドがマクラーレンに来る前から彼の面倒を目ていた。それは株主との最初の日から非常に透明だった」とザク・ブラウンは語る。「私はスポーツやビジネスでこの種の関係をもつ初めての人間ではないし、最終的には良いガバナンスを確立している。今回の場合、ドライバーの決定、グループの決定は、執行委員会まで上がった」
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