マクラーレンは、F1オーストラリアGPの予選で、フェルナンド・アロンソが11番手、ストフェル・バンドーンが12番手だった。フェルナンド・アロンソ (11番手)「冬季テストの後、最初の予選でどのようなパフォーマンスを発揮できるかは分らないものなので、クルマがうまく機能していることに少し安心している。僕たちは過去数シーズンよりも競争力がある。今年は楽しくなりそうだ」
「クルマには解放できる多くのポテンシャルがあるし、まだ少し問題があるのでそれを行うことができていない。マクラーレンは今後のレースでかなり強くなっていくと思っているし、とてもポジティブなスタートだ。トロロッソを除けば、僕たちはシャシー、システム、セットアップに新しいパワーユニットの統合プロセスを経てきた唯一のトップチームだし、ルノーのパワーユニットにより適応すれば、それだけで向上するパフォーマンスがある。おそらく予選ペースよりもレースペースの方がいいと思うし、僕たちは良いスターティングポジションにいる。11番手、もしくはボッタスの問題によって10番手だ。なので、目標は間違いなく多くのポイントを獲得することだ。明日はたぶん過去数年で初めて防御する必要のないレースになるだろうし、攻めのモードで挑むつもりだ。明日は天候もまだ要因ではあるし、雨が降ることがあれば、素晴らしいショーになるだろう。今シーズンに関してはとてもポジティブだし、とても楽観的だ」ストフェル・バンドーン (12番手)「2台ともQ3に進出できなかったことには少し落胆している。昨日のドライでのプラクティスでは有望なパフォーマンスを示していただけに残念だ。僕たちの側でやらなければならない作業はいくつかある。他のミッドフィールドチームは拮抗しているし、昨日から少し改善しているように思うので、僕たちがどこで失っているのかを確認する必要がある。今日の僕たちには間違いなく良い一歩を踏み出すポテンシャルがあったけど、僕たちはそれを逃してしまった。僕たちには良いベンチマークがあるし、まだマクラーレンとルノーのパートナーシップの非常に初期段階なので、まだ発展させなければならないことがたくさんある。チームとして、そして、パッケージとして僕たちがシーズンを通して多くの改善をしていくことはわかっているし、すぐにそれを示せることを願っている。明日は決勝だし、多くのことが起こる可能性がある。ここはオーバーテイクが難しいし、シーズンの開幕戦なので、通常多くのドラマがある。昨年と比較して、僕たちは間違いなく改善を果たしているし、レースペースはかなり有望なので、鋭さを保って、どんなことにも備えておく必要がある。天候も少し役割を果たすことになるかもしれない。クリーンなレースをして、トラブルを避けて、多くのポイントを獲得できることを願っている」エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)「今日は我々にとって少し複雑だった。FP3は堅実なセッションだったし、両方のドライバーが絶え間なく変化しているコンディションに見事に対応し、路面の進化に応じて貴重なフィードバックを与え続けてくれた。予選では、また雲が多くなったにも関わらず、路面はさらに乾いていったので、路面コンディションを読むのが難しくなった。フェルナンドとストフェルはQ1を通して余裕のある進歩を確実にするために強力なパフォーマンスを発揮してくれた。Q2はすでに冬季テストから予想していたことが証明された。2018年の中団グループがいかに拮抗しているかということをね。難しくなることはわかっていた。両方のドライバーが慌ただしいコース上でトラフィックの影響を受けてしまったが、今日はクルマを最大限に生かすこともできなかった。分析によるとクルマには解放されていない多くのパフォーマンスがあることはわかっているし、明日のスターティンググリッドでもっと上位になれるポテンシャルはあった。一方で、今日は最大化できなかったが、パッケージからもっと多くのパフォーマンスを引き出せることは分かっている。いろいろな点で、もっと多くを期待していた。だが、その一方で、冬の間にすでに我々がいかに前進しているかについては励みになっている。今は明日のレースで自分たちが持っているすべてを引き出すことが重要だ。ロングランのペースが最も重要だ。コンディションがドライであれば、自由なタイヤ選択のメリットがあるし、日曜日の午後はそれをできる限り自分たちのアドバンテージとして生かしていきたい」関連:F1オーストラリアGP 予選結果:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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