マクラーレン・ホンダの2017年の舞台裏を追いかけたドキュメンタリー「グランプリ・ドライバー」がAmazonプライムビデオで9月(金)から配信が開始された。競争が激しく、秘密の多いフォーミュラ1の世界に迫るシリーズ。「グランプリ・ドライバー」では名門F1チームの1つ、マクラーレンが2017年のプレシーズン中、メルボルンでの開幕戦に向けて準備を進める様子を追う。
過去3年間、勝利に縁のなかったマクラーレンは、ストフェル・バンドーンというルーキー・ドライバーを擁し、トップへの返り咲きを狙う。全4話にわたり、マクラーレン・チームの挑戦をお届けする。1. 変化の兆しルーキー・ドライバーのストフェル・バンドーンは、マクラーレン・ホンダでF1初参戦を迎えようとしている。チームには2度の世界王者に輝いたフェルナンド・アロンソもドライバーとして名を連ねる。ストフェルは初めてのシート・フィッティングを体験。シミュレーターで新マシンの走りを試し、シャシーの製造課程を確認する。また、PRのための過酷なスケジュールが、F1という唯一無二の世界に入った代償だと悟っていく。2. つまずきストフェル・バンドーンとフェルナンド・アロンソ、そしてマクラーレン・ホンダチームは2017年シーズンに向けて準備を進める。ストフェルは持久力を高めるため、過酷なトレーニングに臨む。一方、英国では、700人に上るエンジニアとメカニック、デザイナーが、ストフェルとアロンソのために新型モデルの完成を急ぐ。やがてマシンの最後のパーツとなるホンダの新型エンジンが到着する。果たして全ては計画どおりに進むのか。3. 新車発表会マクラーレン・ホンダは新車発表会という一大イベントに向けて準備を進める。ルーキー・ドライバーのストフェル・バンドーンと、2度のF1世界王者、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンのテクノロジー・センターで世界のマスコミに向けて新マシンをお披露目する。そのデザインや構想に触れた人々の反応とは?舞台裏ではエンジンに問題が発生し、チームは疲弊していく。全員の脳裏に、バルセロナでのテストへの不安がよぎる。4. テスト走行の行方シリーズ最終話では、ルーキー・ドライバーのストフェル・バンドーンと、2度のF1世界王者、フェルナンド・アロンソが、マクラーレン新モデルでバルセロナでのテスト走行に臨む。しかし2人は他のチームに後れを取る。テスト終了までに、9基のエンジンが故障という事態に陥り、マクラーレン・ホンダの行く末に深刻な危機を感じた上層部は厳しい決断を迫られることとなる。
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