マクラーレンは、同社の将来を形成するビジネス諮問委員会の12人メンバーに国際陸上競技連盟会長のセバスチャン・コーが加入したことを発表した。オリンピック陸上種目の金メダリストであるセバスチャン・コーは、国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員にも選ばれている人材。マクラーレンは、昨年のロン・デニスの離脱、ホンダとのエンジンパートナーの失敗の後、F1での状況を好転させることを目指している。
新しいビジネス諮問グループは、マクラーレンのシニアマネジメントに助言を提供。マクラーレンの成長戦略を見直し、幅広い関係とネットアークを通じた業務への商業的価値の付加、セクター専門家による洞察と専門知識の提供、スタッフとのエンゲージメントと組織のリーダーシップのサポートという4つの主要分野に焦点を当てていく。マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「この経験豊富なビジネスリ-ダーを引きつけ、任命できたことを大変光栄に思う」とコメント。「我々が選んだのは幅広い業界のワールドクラスの人材であり、選ばれた分野で際立った業績をあげてきた。彼らはリーダーシップの才能、創造的な思考への熱意、スポーツとテクノロジーへの積極的なパワーへの情熱を共有している」
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