マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年にマクラーレンはブランディングとカラーリングの両面で“新しいイメージ”を植え付けていくと語る。2016年の終わりにマクラーレンに加入したザク・ブラウンの最初の決定のひとつは、1968年~71年にチームが使用していた象徴的なオレンジのカラーリングを復活されることだった。
ザク・ブラウンは、ルノーとの新しいパートナーシップがスタートする2018年は多くの新たなスポンサーシップも加わるとし、今年の変更はマクラーレンに新たなイメージを定着させることになるだろうと語る。「みなさんはこのレースチームがなぜ多くのワールドチャンピオンシップを獲得したのかを本当に見極めることができるだろう」とザク・ブラウンは RACER にコメント。「我々はハングリーだ。ハングリーなマクラーレンは我々の競争にとって危険な場所だと思う。我々には望んでいた2人のドライバーが残り、我々が将来のチャンピオンだと考えているランド・ノリスも加わった」「我々はガレージからマシンまで来シーズンには新しいルック&フィールで挑むことになる。いくつか新しいスポンサーも加わるし、2017年の本当の興奮はすべて2018年にむけての準備だった」ザク・ブラウンは、昨年のホンダのF1パワーユニットによる成績不振にも関わらず、マクラーレンのコース外での業績は大きな成功のストーリーだったと位置づけている。「自分たちが困難状況にあることがわかっても、我々は決して諦めなかった。ホンダもね」とザク・ブラウンはコメント。「アブダビでの最後のラップまで我々はできる限りのことにトライした。フェルナンド(アロンソ)の将来の勝利のためのドーナツターンを含めてね! インディアナポリスは素晴らしかったし、我々にとってポジティブな気晴らしになった」「振り返れば、コース上ではマクラーレンの歴史において最悪の一年だったかもしれない。だが、それを分けて考えれば、マクラーレンの歴史で最高の一年のひとつだったかもしれない」「我々はオーナーシップのグループを結成し、今ではひとつのマクラーレンだ。自動車ビジネスはいくぶん個別の株主グループだった。なので、去年から多くのポジティブなことがもたらされた」「我々は本当にハングリーな状態で2018年に臨む。フィールドの上位に我々を連れていくと考えているエキップメントとともにね」
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