マクラーレン・ホンダは、2017年のF1世界選手権の活動予算に対して1000万ポンド(約15億2350万円)の赤字だった。Autosport によると、2017年のマクラーレン・ホンダの予算は昨年より1000万ポンド少ない1億7500万ポンド(約266億6135万円)。それに対しての売り上げは1億6500万ポンド(約251億3785円)となった。
売れ上げの内訳は、2016年のFOMからの分配金が7500万ポンド(約114億2620万円)。これにはフェラーリ、メルセデス、レッドブル、マクラーレンの4チームが個別の取引に合意したコンストラクターズ・チャンピオンシップ・ボーナス(CCB)の2500万ポンドも含まれる。そして、スポンサーからの収入が9000万ポンド(約137億1155万円)となる。これにはホンダからの6000万ポンド(約91億4100万円)が含まれる。2016年にコンストラクターズ選手権6位だったことでFOMからの分配金は前年よりも800万ポンド(約12億1800万円)増加したものの、スポンサーからの収入が2000万ポンド(約30億4700万円)減少したことで、結果的に1200万ポンドの営業損失となった。また従業員を690名と昨年から40名削減している。マクラーレンはモービルをパートナーとして失ったため、BPがオフィシャルサプライヤーに就任。明るい点としては、新たなスポンサーとしてロジテックを獲得している。だが、マクラーレンは今シーズン限りでホンダとのパートナーシップを解消したことで6000万ポンドを失うことになり、来季からはルノーへのエンジン代金の支払いが発生する。また、今シーズンはコンストラクターズ選手権9位と昨年よりも3つ順位を落としたことで、分配金も減ることになり、2018年はさらなる赤字が予想される。マクラーレン・グループのCOOを務めるジョナサン・ニールは「我々のF1部門は計画していた財務実績を達成できていない。それがF1ビジネスを再構築し、ホンダと関係を解消する理由だ。短期的には痛手となるが、我々の商業面を再構築する唯一の方法だ」と述べた。マクラーレンは2018年もタイトルスポンサーを獲得できなかったことを明らかにしているが、エグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「我々はいくつかのスポンサーと契約したが、いつ発表することになるかは正確にはわからない。まだ締め切っていはいないし、あらゆるスポンサーを歓迎する!」と述べている。
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