マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、2018年にフェルナンド・アロンソがル・マン24時間レースに挑戦する可能性を強く示唆している。フェルナンド・アロンソは、かねてより世界3大レース(F1モナコGP、インディ500、ル・マン24時間レース)を制して“3冠”を達成することを自身のキャリアに掲げており、今年はリタイアに終わったもののの、モナコGPを欠場してインディ500に参戦。
そして、マクラーレンに残留が決まった2018年は、ル・マン24時間レースに挑戦することになると噂されている。ザク・ブラウンは「理想としては、我々はフェルナンドにマクラーレンで3冠を達成してもらいたいと思っている」と El Mundo Deportivo にコメント。「彼はモナコで勝っているし、我々もいつかまたインディやル・マンに戻ることになると思っている。そのチャンスをうかがっているところだ」しかし、マクラーレンは将来的なLMPクラス参戦を視野に入れてはいるものの、まだル・マン24時間レースに参戦するためにFIA 世界耐久選手権(WEC)のLMP1カテゴリーにエントリーできるマシンはない。そのため、フェルナンド・アロンソは、トヨタのLMP1チームからル・マン24時間レースに参戦することになると考えられている、19日(日)にWECのルーキーテストでトヨタ・TS050ハイブリッドをテストすると噂されている。ル・マン24時間レース以外にもF1と日程が重ならないWECにトヨタから参戦するとも報じられている。ザク・ブラウンはフェルナンド・アロンソのル・マン24時間レース挑戦の噂が真実であることを示唆。フェルナンド・アロンソは来年1月に開催されるデイトナ24時間レースにザク・ブラウンが共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツからデイトナ24時間レースに参戦することが決定している。「それまでの間に彼がデイトナやル・マンで経験を積むことを望むのであれば、我々もそれを受け入れるつもりだ」とザク・ブラウンは述べた。
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