マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリスが、2018年にF2選手権、もしくは日本でスーパーフォーミュラに参戦すると報じられている。今年、ヨーロッパF3選手権に参戦するランド・ノリス(17歳)は、F1ハンガリーテストでマクラーレン・ホンダ MCL32でF1テストデビューを果たし、フェルナンド・アロンソの予選Q3タイムを上回るタイムを記録して話題を呼んだ。
現在、ランド・ノリスはヨーロッパF3選手権でランキング2位につけており、タイトルを獲れなかったとしても2018年は上位カテゴリーに進むと考えられている。「100%ではないけど、来年F3で走ることはないと思っている」とランド・ノリスはコメント。またF1ハンガリーテストの出来については「予想していたよりも良かった」と認めるが、2018年にF1に昇格する可能性は低いと考えている。「マクラーレンはフェルナンドとストフェルをキープすると思うし、僕が昇格することはないと思う」とランド・ノリスは付け加えた。「来年F1に進むことはないと思う。F2やスーパーフォーミュラの方が可能性が高いね」「テストの結果が今シーズンの何かを変えることはないと思う。何も予定されていない。今年はF3に集中しているし、そこで勝ちたいと思っている」マクラーレンは、F2とスーパーフォーミュラの両方に育成ドライバーを参戦させた経験がある。ストフェル・バンドーンは、2015年にGP2のタイトルを獲得した後、1年間日本でスーパーフォーミュラに参戦している。関連:ランド・ノリス、フェルナンド・アロンソのタイムを上回る衝撃デビュー - 2017年8月3日