マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1カナダGPの決勝を振り返った。マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが10番手を走行するも残り2周でエンジン故障によってリタイア。今シーズンのチーム初ポイント獲得のチャンスを失った。「チェッカーフラッグまであと少しの時点で10番手を走行したので、今季初めて入賞を願った」とエリック・ブーリエはコメント。
「もちろん、我々が願っていたのは、素晴らしい結果とはとても言い難いものだ。過去2年半のレースで毎回見事な走りを披露してきたように、今日も午後のレース全体にわたって素晴らしい走りをしたフェルナンドにとっての、ワールドチャンピオンシップポイント1点に過ぎない。それでも、これまでに多大な苦労があっただけに、その1ポイントですら勝利であるかのように感じたことだろう」「それなのに、また大事なところで不具合が発生した」「自分たちの残念な気持ち、フラストレーション、そして悲しみを表現するために正しい言葉をみつけるのは、容易ではない。だから、これだけ言っておこう。単純に、そして確実に、今の状態では不十分だ」関連:F1カナダGP 決勝:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン
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