マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1モナコGPにむけての抱負を語った。「モナコGPは、F1の“至宝”と呼ばれることが多いが、そう呼ばれる理由は明らかだ。テレビでどの点から見てもスペクタクルであり、金曜日の伝統的な“安息日”によって、プラクティスの日程は1日前倒しで行われ、モナコ公国は週末の早い段階から興奮のるつぼと化す」とエリック・ブーリエはコメント。
「もちろん、マクラーレン・ホンダにとって今年5月の最後の週末は例年よりもさらに重要なものとなる。最近の歴史のなかで初めて世界の両側で2つのチームをサポートすることになる。フェルナンドはマクラーレン・ホンダ・アンドレッティとインディ500に初参戦する。有名なモナコのパドックにはジェンソンが帰ってくる。我々全員がジェンソンと再び仕事をすることを楽しみにしている。彼はシミュレーターで準備を完了しており、フェルナンドの代役としてすでに立派な仕事をしてくれている」「トラックサイドの観点では、今週末、我々はマシンに多くのアップデートを投入する。スペインで目にしたものを映すべく、ポジティブなフィードバックを戻せることを願っている。スペインでの結果に関わらず、我々が果たした進歩には励まされており、モナコでは最近のレースで達成した結果よりもパフォーマンスを発揮する機会が得れることを期待している」「もちろん、最優先事項は適切な結果を争うチャンスを得られるようにベストな戦略に取り組み、2台揃ってレースを完走することだ。モナコでは何が起こるかわからないし、あらゆる可能性がある」