メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、マクラーレンが5月29日の最終期限までに2010年F1のエントリーを提出する可能性があることを否定していない。フェラーリ、ルノー、トヨタ、レッドブルは、来年の予算キャップ案が大幅に変更されなければF1から撤退することを明言している。しかし、メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは、FOTAの主義を支持しつつも、F1撤退騒動を起こしているチームの仲間入りをすることを再度否定した。
これには、FIAの立場に対するメルセデスの寛大な姿勢と、最近マクラーレンが「ライゲート」で執行猶予を受けたことが関係しているともみられている。「規約とコンコルド協定にはいくつかの疑問がある。我々が参戦する前に、これらの疑問に答えてもらう必要がある」とハウグは語る。しかし、ノルベルト・ハウグは、マクラーレンが5月29日までにエントリーを提出する可能性があると語る。「フェラーリについては特殊な見方をしなければならない。1,000人の半数をいきなり解雇するのは大変なことだ」「例えばウィリアムズなら、それほど難しくないだろう。妥協点が見つかることを期待している」またノルベルト・ハウグは、現時点ではチャンピオンシップを分裂される計画はないと主張した。