マクラーレンは、ホンダのF1パワーユニットにトラブルが多発したプレシーズンテスト後にフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンのモチベーションを管理するために異なるやり方を求められているとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは語る。ホンダのF1パワーユニットの信頼性とパフォーマンスによってマクラーレンの2017年シーズンの準備は大きく妨げられ、二人のドライバーはフラストレーションを抱えている。
フェルナンド・アロンソはチームを妨げている“唯一の問題”はホンダだとメディアに対して名指しで非難している。エリック・ブーリエは、経験豊富なF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソと若いチームメイトのストフェル・バンドーンを満足させておくためには異なるアプローチが必要だと述べた。「二人のドライバーには異なる対応をしなければならない」とエリック・ブーリエはコメント。「ストフェルはフレッシュで若く、これまでのようにモチベーションがあるので、彼がクルマにパフォーマンスがないことに失望していても、彼はリカバーでき、学ぶことができると伝える」「フェルナンドの場合は、より多くの経験を積んでいるし、彼は競争的なクルマを望んでいる。そのことは彼もわかっている。これは私が言い続けていることだが、彼は初日からプロジェクトを知っており、全てを知っている。状況がどうなっているか、どのように発展し、我々がどこに進んでいるのか知っている」「彼の忍耐は彼の期待がベースになっている。だが、彼は何が起こっているかについての全景が見えている」マクラーレンは、ホンダとの契約解消を見越して、メルセデスにF1エンジン供給を打診したと報じられている。
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