マクラーレンのエグゼクティブディレクターに就任したザク・ブラウンは、マクラーレンにはタイトルスポンサーが必要だと考えている。「マクラーレンのマシンには多くのスペースがあり、それをトップのラグジュアリーブランドで満たす必要がある」とザク・ブラウンは Motorsport Network のインタビューで語った。
「タイトルスポンサーは前へ押し進めることへの手助けとなる。我々にはパートナーが必要だ。究極的にはタイトルパートナーが重要なパートナーだ」マクラーレンは、2013年にボーダフォンとの契約が終了して以降、タイトルスポンサーがついていない。また、ヒューゴボスやタグ・ホイヤーといった長年のパートナーをライバルチームに奪われている。過去にはタバコ企業と長期的なパートナーを結んでおり、1974年から1996年まで続いたフィリップモリスとのパートナーシップの際には、マシンは有名な赤と白のマルボロカラーをまとっていた。また、1997年から2005年にはインペリアル・タバコのブランドであるドイツのWestがスポンサーを務めていた。マクラーレンは2012年を最後にレースで優勝しておらず、ホンダとのパートナーシップが復活した2015年には散々な結果に終わっている。ザク・ブラウンは、チームの経済状況を改善することが重要であると示唆した。「我々がタイトルパートナーを必要としているのは明らかであり、我々は商業的なパートナーに対してより魅力的な提案となる必要がある」先週に解任されたロン・デニスは、スポンサー料を下げることを拒否し続けてきた。F1に数々の主要スポンサーをもたらしてきたザク・ブラウンは、ロン・デニスに“大きな称賛”を抱いていると語る。「最近、彼と話をしたし、株主として、彼には我々の成功における大きな既得権がある」また、ザク・ブラウンは、レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ、そして、最高責任者として加入したヨースト・カピートとは、長年ともに働いてきたことで旧知の仲だと述べた。エリック・ブーリエについて、ザク・ブラウンは「彼が2014年にロータスに加入してから、彼らは前進した。友好関係を抜きにして、私が見たすべてで彼は結果を出してきたし、我々は正しい方向に進んでいるように見える。エリックに関しては楽観的だ」とコメント。「カピートは、私が見てきた彼のやってきたこと全てで勝者だった。彼とは非常にうまくやっているし、彼はブランドについて熱心だ」「私が見ることができる多くの正しいリソースが我々にはあると思う。今は、チームとして一丸となって前進していくことが重要だ」関連:マクラーレン、ザク・ブラウンがエグゼクティブディレクターに就任
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