フォース・インディアは、マクラーレン・ホンダがウィリアムズとのコンストラクターズ選手権4位争いを決める“壊し屋”になると予想している。F1ドイツGPでウィリアムズのフォース・インディアに対するアドバンテージは15ポイント差まで縮まった。マクラーレン・ホンダはさらに39ポイント後方の7位に位置している。
だが、フォース・インディアの副チーム代表を務めるボブ・ファーンリーは、フォース・インディアとウィリアムズは2016年F1マシンをこれ以上開発していく可能性が低いこともあり、マクラーレン・ホンダがポイントを獲得することによって、ウィリアムズとのバトルにおける重要な役割を演じると確信している。「シーズン末までに肩を並べてくることになると思う」とボブ・ファーンリーはコメント。「セットアップからもっと引き出せる部分はあるが、ウィリアムズとフォース・インディアの両方とも、今は2016年の全てのおもちゃを手にしていると思う。それらがどのような役割を担うかだ」「私が起こると思っているのは、マクラーレンが我々の間の壊し屋になるということだ。我々のどちらかがミスをすれば、マクラーレンは我々に痛手を負わせるだろう」「実際、マクラーレンは2つのチームとの間で違いを生むかもしれない。それが私がこの先に見据えていることだ。三次元になった」フォース・インディアのウィリアムズとのバトルにおける鍵となるのはニコ・ヒュルケンベルグが調子を取り戻すことにある。ニコ・ヒュルケンベルグは、開幕戦オーストリアGPでの7位フィニッシュの後、中国とバーレーンでは15位、ロシアとスペインではリタイアと散々な結果に耐えてきた。だが、その後7戦中6戦でポイントフィニッシュを果たし、ドライバーズ選手権10位まで上り詰めている。「ニコは、良い3シーズン目に悪いレースが続いた。厳しかった。うまくいかない可能性のあるときにうまくいかなかった」「そのような連続に反するためのひとつは、とにかくコンスタントに良い走りを続けることだ。再びそれは戻ってくるだろう」「幸いには彼の運は変わった。全体としてシーズンを通して、通常はバランスが取れてくるものだ。だが、ニコは序盤に悪運が多かった」「今後、彼にとってうまく働くことを期待している」
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