マクラーレン・ホンダは、F1中国GP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが11番手、ジェンソン・バトンが12番手だった。フェルナンド・アロンソ (11番手)「この26日間、マシンをドライブできなくて本当に寂しかったよ! 今日はいい気分だった。肋骨の骨折が完治していないため、まだ少し痛みがあるけど、それは当たり前のことだ。ただ、この痛みは耐えられる程度だ」
「明日は雨の予報なので、今日はタイヤの実力を測ることが重要だった。日曜日の決勝前にドライタイヤをテストするには、今日が唯一のチャンスとなるかもしれない。今日の結果には満足しているけど、ドライコンディションにおける最適なバランスを見つける必要がある。僕たちのマシンにはトラクションとリアエンドのグリップ力が少し欠けているので、競争力を上げるにはいくつか変更を行う必要がある。 明日の予選がウェットコンディションとなった場合は、ベストを尽くします。ただ、僕たちは日曜日の決勝でのパフォーマンスに焦点を当てていく」ジェンソン・バトン (12番手)「今日はどのドライバーもタイヤの磨耗とオーバーヒートに少し悩まされていたと思う。タイヤの最小空気圧が非常に高いので、コース上では難しい状況だった。また、タイヤが比較的すぐにオーバーヒートするため、特にロングランでは管理が難しくなる。 マシンのセットアップに関しては、まだ改善の余地がある。ただ、僕たちの競争力は見た目よりも実際には少し高い可能性があると思っている。 明日の予選で雨が降って、順位が入れ替わるような混沌とした状況になるなら、ウェットコンディションは歓迎だ。 もし明日ドライコンディションであれば、僕たちはトップ10圏内に近づけるだろうし、Q3に進出できるかもしれない。もし混沌とした状況になったら、大きなミスをして悪い方向にいくこともあれば、幸運をつかんで非常にうまくいく可能性もある。僕としてはリスクを取って攻めに出たいと思うね!」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)「今朝のFP1では赤旗が2回出て、十分に学ぶことができなかったため、必然的に午後のセッションに重点を置くことになりました。FP2では、多くの周回を重ねることができたものの、今日という一日に満足しているわけではありません。ジェンソンもフェルナンドも、マシンのバランスには十分満足していないと話していますが、明日の最後のフリー走行および予選に向けたセットアップに関する方向性については、ある程度分かったつもりです。午後の走行をみる限り、今週末はタイヤマネージメントがカギとなる可能性があります。我々はその問題にうまく対処できると感じており、興味深いながらも厳しいレースになることが予想される中国GPに向けて準備を進めます」関連:・F1中国GP フリー走行2回目:キミ・ライコネンがトップタイム・F1中国GP フリー走行1回目:ニコ・ロズベルグがトップタイム
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