マクラーレン・ホンダは、2016年のF1プレシーズンテストで1年前よりも成功した初セッションをこなしたことで自信を取り戻したとレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは述べた。1年前のプレシーズンテスト初日、マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソがわずか6周の走行に留まり、トップから18秒遅れでセッションを終えた。
しかし、対照的に今年はジェンソン・バトンが午前中だけで35周を走行し、トップから2.8秒のタイムを記録している。マクラーレンは自信を取り戻したかと質問されたエリック・ブーリエは「そうだね。クルマの全ての数値が、予想していたものと相関している。冬の作業たシミュレーターでの予想を基にすれば、それは良い兆候だ」とコメント。対照的に今年はジェンソン・バトンが午前中だけで35周を走行し、トップから2.8秒のタイムを記録している。「我々のツールはきちんと機能している。クルマが去年よりも良く良くなっていることはわかっている」メルセデスは午前中だけで66周を走行しており、エリック・ブーリエは35周の走行は「ベストのなかのベストではないが、少なくとも計画のそれなりの部分をカバーした」とコメント。昨年F1に復帰したホンダの信頼性の低さにより、マクラーレンは2015年に厳しいシーズンを過ごした。2016年のホンダのエンジンについての第一印象について質問されたエリック・ブーリエは「午前中に走行し、いい感じだったということ以外、エンジンについては何も言うつもりはない」とコメント。「ホンダ側にいくつか良い改善があったと思う。彼らが正しい道を進んでいるのは明らかだ。彼らは、昨年我々を傷つけたいくつかの問題を解決した。ここまではいい感じだ」2日目にはフェルナンド・アロンソがMP4-31で初走行を行う。エリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソが楽観的なムードでシーズンに入っていくと述べた。「先週、彼はファクトリーにいて、目にしたクルマにとても満足していた」「我々との信頼関係はいい。彼は数字を信頼している」「彼には結果を出せると話していたし、改めて彼に数字が出ていることを報告できることを嬉しく思っている」
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