マクラーレンは、苦しい状況であっても“正直さと透明性”というポリシーを持ち続けることでチームのモチベーションが維持させることを願っている。ホンダとのパートナーシップを復活させたマクラーレンの滑り出しは、開幕10戦目までにわずか17ポイントの獲得と苦戦を強いられている。しかも、そのうち12ポイントは荒れた展開となったF1ハンガリーGPで獲得したものだ。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、チームの全員がこれからもずっと満足していられるという保証はないと認めるが、それでもマクラーレンが抱える問題の大きさを覆い隠すことはしないと約束した。 「このプロジェクトに関しては、初めから、非常に慎重かつ透明性をもって説明してきた」とエリック・ブーリエはコメント。「皆が懸命に働いていることは誰もが承知している。苦みを伴っているのは事実だ。パフォーマンスを発揮できてはいないし、我々の望むも結果、我々のいるべき位置はこんな場所ではないからね」 「全員を満足させられる時間がいつまで続くかはわからない。しかし、可能な限り正直に透明性をもってハードワークを続けているのは間違いない」今年のマクラーレンにとって大きな問題となっているのは信頼性だが、シーズンの後半を前に、チームの主な目標はパフォーマンスを追求することだとエリック・ブーリエは述べた。 「パフォーマンスが第一だ。これまであった様々なバグについては、社内で多くのプロセスを変更した。常に完璧でいられるようになるまでは見直しを続ける必要がある」
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