マクラーレン・ホンダが勝利とタイトルに挑戦できる位置につけるためには“正直言ってすべて”のエリアの改善が必要だとレーシングディレクターのエリック・ブーリエが語った。 マクラーレン・ホンダは、第6戦F1モナコGPジェンソン・バトンが今季初ポイントを獲得するまで、リタイアやノーポントが続いた。第9戦F1イギリスGPではフェルナンド・アロンソが今シーズン初ポイントを獲得し、翌F1ハンガリーGPではようやくダブル入賞を果たしたが、コンストラクターズ選手権では9位に甘んじている。
しかし、もちろんマクラーレン・ホンダが理想とする位置からはまだ遠い。エリック・ブーリエは「我々は、グリッドで最高のシャシーを手にいれるまでずっと追い続けていく。今日の我々は確実に前よりも多くをもたらすことができる」 ドライバーはマシンを気に入っていると言うエリック・ブーリエだが、チームにはまだダウンフォースが必要だとし、最も大きな改善を遂げることが可能な部分はホンダのパワーユニット関連だと述べた。「パフォーマンスという面で最も多くのポテンシャルを秘めているのはパワーユニットだ」とエリック・ブーリエはコメント。「学習曲線を描きつつ、ホンダも取り組んでくれているパワー面だけでなく、エネルギー回生の効率、そして、そのエネルギーを電気的なMGUを通していかに使うかという意味でもそう言える」
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