マクラーレンのCEOを務めるロン・デニスは、2015年にF1グリッドに復活する“マクラーレン・ホンダ”への期待を語った。現在、マクラーレンは27戦連続で優勝から遠ざかっており、過去10年で最悪の時期を過ごしている。新しいレギュレーションが導入された今年、開幕戦こそケビン・マグヌッセンが2位、ジェンソン・バトンが3位と好調なスタートを切ったかにみせたが、その後はパフォーマンスに劣るマシンで苦戦を強いられている。
メルセデスのパワーユニットを搭載するマクラーレンは、ワークスチームのメルセデスだけでなく、同じくメルセデスから供給を受けるウィリアムズとフォース・インディアにも後塵を拝している。「我々は最終戦まで戦う。それがチームの特性だ」とロン・デニスはコメント。「この道の先にまだどれくらい多くのものが残っているかは認識している。とにかく、我々がクルマの開発に取り掛からなければならない。息を止める間もない」「とにかく開発を続け、状況と折り合いをつけていかなければならない」しかし、マクラーレンは2015年からエンジンサプライヤーとしてF1に復活するホンダと再びワークス関係を築く。「もちろん、我々はホンダと急速な学習曲線を上ってきた。だが、最終的には彼らと5年間をともに戦い、レースの50%で勝ってきた。なので、彼らと心配はしていないし、そこにたどり着けると確信している」「序盤はちょっとチャレンジングだろうが、それがモーターレースだ。浮き沈みはあるものだし、懸命に作業を続けていかなければならない」「あらゆる変化のなかで、状況をまとめて結果を出すには時間がかかるだろう。だが、我々は前進している」
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