ロン・デニスは、ホンダにエンジンを変更する2015年、リードドライバーとしてフェルナンド・アロンソがチームに復帰することを希望していることを示唆した。モナコでは、2015年にスタートするホンダとの提携に向けて、マクラーレンがフェルナンド・アロンソを獲得することで状況を好転させたがっているとの噂が広がっている。
フェルナンド・アロンソがマクラーレンに在籍した2007年には対立していたと言われるロン・デニスだが「フェルナンドがマクラーレンに戻れば歓迎される」とイタリアメディアに語った。「私がフェルナンドのことを話しているから驚いている? 特に問題はない。我々にとって最も重要なのは再び優勝することだ。2015年にはホンダエンジンになるので優秀なドライバーが必要だ」 マクラーレンの現リードドライバーであるジェンソン・バトンは、来年フェルナンド・アロンソがマクラーレンに加入するかとの質問に「彼はフェラーリの契約があるよね」と笑顔で答えた。 「そうだね。彼をチームメイトに迎えるのはかなりチャレンジだろう」ただ、2人のヨーロッパメディアによるとフェルナンド・アロンソの噂には真実身があるという。Daily Mail は関係者の話として、すでに“ミーティング”が行われたと報道。また The Timesも「マクラーレンがアロンソにアプローチしていることは広く知られた秘密だ」と報じた。だが、最近のフェラーリの状態にフラストレーションを抱えていると言われるフェルナンド・アロンソにとって、同じように苦戦を強いられているマクラーレンに戻ることが希望リストの上位にあるとは考えにくい。 フェルナンド・アロンソは「満足しているよ。素晴らしい人生だし、フェラーリドライバーだ。これ以上のことはない。3度目のタイトル獲得は僕のキャリアに花を添えるようなもの。たくさんの素晴らしいドライバーが3回のタイトルを勝ち取っている」と L'Equipe に述べた。フェルナンド・アロンソのキャリアを通して親しい間柄にあるフラビオ・ブリアトーレは「フェルナンドはフェラーリと契約がある」と La Gazzetta dello Sport にコメント。「なので、何か驚異的なことが起きない限り、他に行くというのは問題外だ。他の誰もそうであるように、彼は難しい時間を過ごしている。そして、他のドライバーと同じように競争的なクルマを欲しがっている。彼一人の手でチーム全体の問題を解決することはできない」
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