マクラーレンは、燃料センサーが問題になる可能性に気づいていたとし、燃料流量には慎重に対処していたと述べた。F1オーストラリアGPの決勝後、2位でフィニッシュしたダニエル・リカルドのマシンが燃料流量の最大値を超えていたとして失格処分となりレースリザルドを剥奪された。
この処分を受け、レッドブルはFIAに対して正式に異議を申し立てた。しかし、レッドブルのエンジン供給元のルノーのライバルにあたるメルセデスとフェラーリは、FIAを擁護しており、センサーを製造するギル・センサーも、FIAから全面的に支持を得ているとしている。メルセデスのエンジンを搭載するマクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは少し前からセンサーのトラブルに気づいていたと述べた。「FIAは、バーレーンで、彼らが支給するセンサーだけが流量値の基準になることを明確にしていた」「我々は非常に慎重に対処しなければならないのはわかっていたことだ」「いくつか問題があったのは事実だ。だが、我々は、レース中、そして週末を通して他の大部分のチームと同じように燃料流量の整合性を保っていたのも事実だ」