2014年のF1シーズン開幕まで1週間となったが、マクラーレンのチーム代表を務めたマーティン・ウィットマーシュの将来はいまだ不明なままだ。今年、ロン・デニスが、マーティン・ウィットマーシュに代わってマクラーレン・グループのCEOに復帰。実質的にエリック・ブーリエがチームプリンシパルの立場おり、新たに設置されるF1 CEOの役割にマーティン・ウィットマーシュが就く可能性は低いとみられている。
マーティン・ウィットマーシュが会長を務めていたFOTAも解散となり、2014年のプレシーズンでマクラーレンが発行したプレスリリースにもウィットマーシュの名前はなかった。現在、ジョナサン・ニールがマクラーレンの“CEO代理”として発表されており、公式サイトのマネジメントセクションには、エリック・ブールエ、ニール・オートレイ、ティム・ゴス、サム・マイケル、サイモン・ロバーツ、デビッド・レディングは掲載されているが、マーティン・ウィットマーシュの名前はない。いまだマクラーレンはマーティン・ウィットマーシュの地位について何も述べていない。「当面、報告するものはなにもありません」とマクラーレンの広報担当はコメント。「なにか発展があれば、お知らせします」