マクラーレンは、元ロータスのチーム代表エリック・ブーリエが新たに設置されたレーシングディレクターとして2月3日付けでチームに加入することを発表した。先週ロータスを離脱したエリック・ブーリエは、ロン・デニスがCEOに復帰したマクラーレンへの移籍が噂されていた。エリック・ブーリエは、マネージングディレクターのジョナサン・ニールとともにマクラーレンのCEO兼レーシングディレクターというポジションにつき、グループのCEOであるロン・デニスに最終的に報告する立場に就くという。
エリック・ブーリエは、マクラーレンでの新しい役割に興奮していると述べた。「まずなにより、私はこの指名を名誉、特権、素晴らしい機会だと考えてい」とエリック・ブーリエはコメント。「マクラーレン・レーシングの規模、そしてマクラーレン・テクノロジー・センターの設備はワールドクラスだ。このようなチームに加わることができて興奮している」「新しく構築された組織の中で、他のマクラーレン・レーシングの幹部とともに、活発で積極的な活動をして、成功をもたらしたい」ロン・デニスは、新しい構造がチーム再建の大きな助けになることを期待していると述べた。「エリックを指名することは、マクラーレン・レーシングの経営陣再構築のために不可欠だった」とロン・デニスはコメント。「私はすでにマクラーレン・レーシングを含むマクラーレン・グループの従業員に私が全員を採用することに意図する価値、主義、思考法を個人的に伝達している」とロン・デニスはコメント。「私の意図は、今後、マクラーレン・レーシングの全員が、それらの価値、主義、思考法に合わせた彼らの責任を理解し、専門分野の特定のエリアに集中することだ」「マクラーレン・レーシングの再編成されたシニアマネジメントが集まれば、素早く、専門的に、組織内に存在する素晴らしい才能の深さを利用し、最大限の競争力を取り戻すための行進を開始すると確信している」なお、今回の発表ではマーティン・ウィットマーシュの去就については触れなかった。