マクラーレン、セルジオ・ペレスに代えてケビン・マグヌッセンを起用？

セルジオ・ペレスに代わってマクラーレン入りするとされるのが、今年フォーミュラ・ルノー3.5のタイトルを獲得したマクラーレンの若手ケビン・マグヌッセンだ。元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンを父に持つケビン・マグヌッセンは、タイトル獲得の褒賞としてGP2テストの参加する予定だったが、直前になって“原因不明の理由”で走行をキャンセルした。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、フォーミュラ・ルノー3.5を“GP2よりずっと質の高いチャンピオンシップ”と評しており、このテストがケビン・マグヌッセンの評判にとって脅威になるとみなされたのかもしれない。2013年のフォーミュラ・ルノー3.5には、同じくマクラーレンの育成ドライバーであるストフェル・バンドーンや、トロ・ロッソのドライバー候補に挙げられていたレッドブルの育成ドライバーであるアントニオ・フェリックス・ダ・コスタとカルロス・サインツJr.、2014年のザウバーでのF1デビューが予定されているセルゲイ・シロトキンらが参戦していた。一方、GP2の2013年チャンピオンにはスイス出身のファビオ・ライマーが輝いたが、Blickのベテラン記者ロジャー・ブノワは、F1は“ライマーにとって月と同じくらい遠い”と表現している。ケビン・マグヌッセンは、F1へのドアを叩いているが、デビューはフォース・インディアやマルシャのようなチームになると見られる。ケビン・マグヌッセンは「僕としては最初の年にコンペティティブなシートを得られるならその方がいい」とコメント。「トップチームに行くにはよりも大きなリスクがあるのは確かだ。そこでパフォーマンスを発揮できなければF1を去ることになる」「でも、トップチームでパフォーマンスがいまいちなら、それは僕が十分ではないということだ」