マクラーレンは、開幕戦オースラリアGPでの期待はずれなパフォーマンスを改善するためにマレーシアに実験的なパーツを投入していく。F1オーストラリアGPでは、ジェンソン・バトンがなんとか9位でフィニッシュ。セルジオ・ペレスはポイントを獲得することができなかった。マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるサム・マイケルは、マレーシアで計画していたパーツと実験的なパーツの2つのラインをテストすることを明らかにした。
「クルマにいくつか改良を加えている」とサム・マイケルはコメント。「新しいパーツには2つの開発ラインがある。ひとつはいずれにしろ投入していたであろう通常の開発、もうひとつはタイヤデグラデーションに取り組むための実験的なものだ。いくつかは、クルマの理解をさらに深めるためのバック・ラン・テストアイテムた」「マレーシアの週末の間にいくつか特定のテストをしていく。我々はこの数日間でなんとかいくつかの作業をすることができた」「正直、それが我々の競争力の問題を解決してくれるかはわからない。まだわからないからね」サム・マイケルは、マクラーレンはすでに改善できるエリアを把握しており、落胆はしていないと述べた。「現在のクルマとその理解に我々の全エネルギーを集中していく」「最悪の状況は、作業する必要のあるエリアをわからないことだ。我々は作業する必要のある場所についてかなり良い考えを持っている」「今、メルボルンに行けば、もっと良い仕事ができたと思う。多くのデータがあるからね。マレーシアではクルマが良くなっていることを願っている」「一週間前に収集したデータを使って何を成し遂げようとしているかについてはより現実的に考えているが、新しい方向性に導くことができるようにクルマに多くのパーツを持ち込む」