マクラーレンは、ティム・ゴスを新しいテクニカルディレクターに任命した。長年マクラーレンに在籍し、テクニカルディレクターを務めていたパディ・ロウが、今年後半からメルセデスへ移籍することが明らかになった。パディ・ロウは、マクラーレンとの契約が終了する年末までガーデニング休暇に入ることになり、マクラーレンは、後任のテクニカルディレクターにティム・ゴスを任命した。
ティモ・ゴスは「マクラーレンの技術代表の役職を提供されたことを嬉しく思う。その役割のなかでチームが続けている成功に大きな貢献をしたい」とコメント。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、パディ・ロウの離脱が今年のチャンピオンシップに勝つというチームの野心の妨げにはならないと述べた。「我々の技術およびエンジニアリングチームは、F1ビジネスで最高のチームだと固く信じている。その徹底的な強さは、我々のトラック上での成功の重要な要素になり続けていく」「さらに、ティムが彼の拡張された役割のなかで、非常にうまくそれを導き、進化と改善を続けてくれると確信している」「それが彼の要約だ。彼がそのエネルギーと熱意をもってそれを受け入れる準備ができていることはすでに明白だ」これからのパディ・ロウの役割については「パディは年末までマクラーレン内の異なる役割を果たしていくことになる」とコメント。「彼は非常に成功したF1テクニカルディレクターだった。我は、2014年に新たなチャレンジに取り組む彼の幸運を祈っている」関連:パディ・ロウ、メルセデスへの移籍が決定