マクラーレンは、F1イタリアGP決勝レースで、ヘイキ・コバライネンが2位、ルイス・ハミルトンが7位だった。2番グリッドからスタートしたヘイキ・コバライネンは、優勝したセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)には終始リードされたが、安定感のある走りで2番手を走行し続け、2位表彰台を獲得した。自身最悪の15番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンだったが、アグレッシブな走りで次々とオーバーテイクを成功させ、7位でフィニッシュ。チャンピオンシップのために貴重な2ポイントを獲得した。
イタリアGPの結果により、ドライバーズチャンピオンシップ首位のハミルトンと2位フェリペ・マッサとの差は1ポイントに縮まった。ヘイキ・コバライネン (2位)「今日のトリッキーな天候条件の中で、僕はブレーキの温度を保つのに苦労したし、レースの始めの段階ではエクストリーム・ウェットタイヤに問題を抱えていた。最初は数ラップで良くなると思ったけど、そうはならなかった。唯一、最後だけ、僕の前のセバスチャン・ベッテルのラップタイムにマッチすることができた。今日の状況では彼は僕にとってあまりに速すぎたね。彼の初優勝におめでとうと言いたい。8ポイントを獲得したことには満足しているし、シンガポールでの次のレースを楽しみにしているよ。」ルイス・ハミルトン (7位)「本当にれ良いレースをドライブしたと思うし、サーキットが最も濡れているときに、とても速く集団を抜けられたと思う。雨が降り続いていたら、15番グリッドから優勝することもできたかもしれないとかなり自信があるね。でも、サーキットは乾いていったので、僕のタイヤは熱が入りすぎて、マーク・ウェバーからポジションを守らなければならなかった。でも、今日のすべてはダメージコントロールだった。僕は数ポイントを逃したし、ドライバーズチャンピオンシップのリードを保った。最後に、セバスチャン・ベッテルの初優勝を祝福したい。それがどれだけスウィートな感覚かわかっているからね。」
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