マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、F1カナダGPでの曙ブレーキのパフォーマンスを称賛した。F1カナダGPでは、ルイス・ハミルトンが今シーズン初優勝。曙ブレーキは、2007年からマクラーレンのオフィシャルサプライヤーを務めている。「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスにとってカナダGP3連覇だ!」とマーティン・ウィートマッシュは述べた。
「ルイスの走りは見事だった。彼は序盤のラップでセブを尾行し、最初のピットストップウィンドウが近づいた際には彼に背後につけていた。16周目にセブが新品のラバーに交換したとき、ルイスは勝負をかけ、17周目にピットストップしてセブの前でレースに復帰した」「そのあとフェルナンド(アロンソ)がピットストップしてルイスの前で戻ったが、彼は手っ取り早く彼を追い越し、着実に引き離すことで、彼の持って生まれたレーサーの本能を示した。堂々たるパフォーマンスだった」「ジェンソンにとっては対照的な一日だった。昨年の彼がここで成し遂げたような最高の仕事をして、彼が思う存分力を発揮できるツールを我々が提供できなかった。彼には責任のない理由で金曜日の走行時間を失い、十分に走り込めているときのような予選ができなかった。また今日はルイスと異なるサスペンションのセットアップによって、さらなるトラブルになったのかもしれない。リアタイヤの摩耗が激しかった。それについてはチェックしなければならない」「最後にアケボノに敬意を表したい。彼らのブレーキキャリパーは、F1シーズンで最もブレーキングに挑戦をもたらすサーキットで素晴らしい対応をみせた」