マクラーレンは16日、ヘレス・サーキットでのテストを完了させた。雨によるウエットコンディションの中、チームはエンジンの操作性とマシンのハンドリングの改善を行った。また、MP4-23は新しいECUコードで走行し、この開発も行われた。ルイス・ハミルトンは、この日の変わりやすいトラックコンディションの中で2度のコースオフを喫したが、マシンにダメージはなく、テストプログラムを完了させた。
マーティン・ウィトマーシュ「我々は2台のMP4-23で合計6日のテストを完了させた。1月の第3週の半ばという時期にMP4-23は2008年シーズンへ向けてすでに約4,193kmを走行し、昨日だけで1,000kmを走った。シーズン前のテストプログラムは生産的なスタートとなった。チームは進み続けるためのモチベーションを高めている。マシンの初期開発段階においては、マシンがどのくらい競争力があるかがわかった。ドライバーとチームからのフィードバックはポジティブで、我々は開発プログラムを通じてたくさんのデータを収集できた」