マクラーレンは、メルセデス・ベンツと“ワークス”形式のエンジン契約ではなくなるとの推測にもかかわらず、将来に自信を持っている。レッドブルは、ルノーのファクトリーチームとして協力関係を築き、フェラーリは独自にエンジンを製造。メルセデス・ベンツは当然、ファクトリーチームであるメルセデスGPに集中することになる。
だが、マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールは、エンジンが変更になる2014年以降もメルセデス・ベンツと良い関係を築いていけると主張した。マクラーレンは、2014年の新しい供給元といてPUREやコスワースと話をしたかと質問されたジョナサン・ニールは「それは良い質問だ。だが、我々が（もはや）メルセデスと密接に働いていないという仮定は間違っている」とコメント。現在のV8エンジンから新しいV6ターボエンジンへの転換については「我々は2014年にむけて彼らと非常に密接に取り組んでいる」とジョナサン・ニールは付け加えた。「不利な立場に置かれている、もしくはよそよそしくされているとは感じていない」マクラーレンはメルセデスの焦点ではないとの恐れについては「我々にとっては懸念でも問題でもない」とジョナサン・ニールは主張した。