マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、チームとメーカーの双方が満足できる解決策を見いだし、将来のエンジン規約が合意に達したことを歓迎していると述べた。22日、F1委員会は会合を開き、新しいエンジン規約の導入を2014年まで延期し、4気筒エンジンを導入するという案を廃止してV6ターボエンジンに変更することに同意した。
マーティン・ウィットマーシュは、一部のチームとメーカーが反対していた当初の計画から、すべての関係者が合意に達したことはF1にとって非常にポジティブなことだと強調した。「重要なのは、メーカー間で合意が得られたことだ」とメーティン・ウェットマーシュはコメント。「彼ら全員が合意し、それを支持した。かなりポジティブなことだ」「チームも合意した。昨日、F1委員会で圧倒的な合意が得られた。異なる範囲の意見が表明され、感じられていたのは明白だったので、ポジティブなことだと思う。全ての関係者間でコンセンサスがとれたことは非常にポジティブなことだ」マーティン・ウィットマーシュは、新しい規約が既存のF1メーカーを維持するだけでなく、F1参戦を望んでいる他の自動車メーカーを惹きつけることを期待している。「長い目で見て、自動車メーカーに魅力的でいなければならない。彼らはマーケティングのニーズとプライオリティに従いF1に出入りしている。それがF1の歴史で起こってきたことだ」「世界は経済危機を経験し、自動車産業は歴史上で最大の不況に陥った。我々のタイミングはおそらく少し早過ぎたと思うし、凝縮され過ぎていたかもしれない」「やらなければならない適切なことは、持っているものを維持することだ。今回の合意によってそれができたと思う。将来、F1の利益のために私が望んでいるのは、新しいメーカーが規約に関連性や面白さ、刺激を見いだし、その結果として将来のどこかのタイミングでF1に参入してくれることだ」関連:F1:2014年から1.6リッター V6ターボエンジンを導入へ