マクラーレンのテクニカルディレクターを務めるパディ・ローは、今年の2〜3月「マクラーレンでの20年間で経験したなかで最悪」の期間だったと認めた。マクラーレンは、冬季テストでMP4-26に“タコ”と呼ばれた複雑なエキゾーストコンセプトを採用したが、スピード不足なだけでなく、信頼性にも問題があったため、チームは開幕までの10日間あまりの時点でそのコンセプトを捨て、レッドブル型のエキゾーストをコピーした。
F1中国GPでルイス・ハミルトンが優勝したあと、パディ・ローは今年が2009年と同じくらい酷いスタートだったと La Gazzetta dello Sport に打ちあせた。「だが、今年はさらに悪かった。問題は単にパフォーマンスにあったからね。最後のテスト(2011年バルセロナ)は新しいアイテムがうまく働かず、マシンには信頼性もなかった」「オーストラリアの最初のプラクティスセッションのあとは、かなり安心したよ」
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