元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、フォーミュラEでのデビュー戦となった開幕戦ディルイーヤePrixを14位で終えた。今季、ベンチュリからフォーミュラEにフル参戦するフェリペ・マッサは予選で12番グリッドを獲得。ファン投票で与えられるファンブーストを獲得して初の決勝に挑んだ。
レースでは鮮やかな2台抜きを披露したフェリペ・マッサだったが、8位を走行中にエネルギーの発生量が規定よりも大きかったとしてドライブスルーペナルティを科せられて後退。その後は順位を取り戻すことができなかった。「正直、自分がどうしてドライブスルーを科せられたのかさえわかっていない」とフェリペ・マッサは困惑して述べた。「良いレースをしていたし、多くのクルマを抜くことができた。初めてのePrixで良い結果を出すことができそうだったので本当に残念だ」「最終的にそのなぜ与えられたのかわからないこのペナルティを除けば、良い結果を出すためにすべてのことができたと思う」結果は期待外れなものだったが、フェリペ・マッサはアタックモードやスマートなドライイビングで素晴らしいオーバーテイクを披露してファンを沸かせた。「レースは順調に進んでいたし、何台か抜いていた。良いペースがあったので残念だ。感触は良かったし、すべてを正しい方法で使えていたと思う」とフェリペ・マッサはコメント。「ファンブーストでクルマを抜いたし、アタックモードでも良い戦略を立てて順位を上げることができたね」関連:フォーミュラE 開幕戦 結果:BWMのダ・コスタがポール・トゥ・ウィン