フェリペ・マッサは、最終戦F1アブダビGPへの意気込みを語った。フェリペ・マッサ (フェラーリ)月曜日の夜にサンパウロを離れて、たった今アブダビに到着したところだ。ブラジルで地元の観客の前でレースをしたこと除けば、インテルラゴスの週末はあまり良かったとは思えない。予選はそれほど良くなかったし、レースではピットストップでホイールナットに問題が生じてホイールを変更するために次のラップで再びピットに戻らなければならず、僕のレースは事実上終わってしまった。それがなければ、それなりのパフォーマンスがあったし...
その時点から前に多くのクルマがいてレースはとてもタフになった。トラフィックのある状況は特にトリッキーだったし、混乱していた。例えば、あるポイントでロスベルグが僕を先に行かせたけど、なぜだか理解できなかった。多くのドライバーが同じラップでお互いにレースをしていて少し混乱していたし、ブルーフラッグが間違って振られたんだと思う。セーフティカーが出動して、状況はさらに複雑になった。僕の意見では周回遅れのクルマがセーフティカーの後ろにいたときに彼らを抜かせていた規約の方が良かったと思うし、もっとレースが面白くなっていたと思う。ツアンピオンシップの状況を考えると特にそうだった。リスタートでベッテルとウェバーの間には少なくとも2〜3台のバックマーカーが致し、ウェバーとフェルナンドの間はもっと多かったからね。ショーという点でも良くなかったね。でも、もう今はアブダビでのシーズン最終戦だし、振り返るのではなくむしろ前を見よう。カレンダーで初めてグランプリが行われた去年はここでレースができなかったので、僕にとっては完全に未経験のトラックだ。シミュレーターでドライブしたし、昨日はブラジルの自宅でコンピューターゲームでも練習した。トラックを実際にドライブするのとは違うけど、出来る限り多くの情報を得たいからね。2009年はレースはしなかったけど、グランプリには出席した。素晴らしい施設だと思う。フェラーリにとっても特別なイベントだ。チームはスポンサーであるムバダラとエティハドを通じて地域とは強い結びつきがあるし、今ではレーストラックの外にフェラーリのテーマパークもある。レース後、若手ドライバーテストとピレリテストがあるので1週間アブダビに滞在するのも楽しみだ。ピレリとブリヂストンとの違いを経験するのは面白くなるだろうね。ブリヂストンは長年にわたって非常に優れたタイヤサービスを提供してくれた。冬休み前にタイヤの挙動についていい見解を得るために重要な数日間になるだろう。グランプリに関して、フェラーリはまだドライバーズタイトルを争っているし、まだ関係しているドライバーの争いのなかで上位でレースをして、フェルナンドの役に立てるように彼のライバルから多くのポイントを奪えることを本当に願っている。
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