フェリペ・マッサが、F1引退を撤回し、2017年にウィリアムズでレースをする契約に合意したと複数のメディアが報道。これにより、バルテリ・ボッタスのメルセデス移籍が可能になった。ブラジルの Grande Premio は、フェリペ・マッサがF1引退の撤回を決意するには数日しかかからなかったと報道。
また同紙は、メルセデスがフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)にアプローチしたが成功しなかったとしている。また、Skysport は、ウィリアムズとフェリペ・マッサの代理人との間で契約は合意されたが、現在、フェリペ・マッサはクリスマス休暇に入っているためまだ契約にはサインしておらず、バルテリ・ボッタスがメルセデスに移籍しなかった場合は無効になると報じている。ウィリアムズはこの報道へのコメントを拒否しており、フェリペ・マッサのマネージャーを務めるニコラス・トッドは「ウィリアムズとフェリペ・マッサとの間で合意はなされてない」と述べているという。だが、すでにメルセデスはバルテリ・ボッタスとの条件を確定し、ウィリアムズとも補填パッケージで合意していると Skysport は報道。ウィリアムズは、20日(火)にチーフテクニカルオフィサーのパット・シモンズの離脱を発表。メルセデスは、ウィリアムズへのエンジン価格を減額することに加え、後任としてパディ・ロウが就任することができるよう、ガーデニング休暇を無くするとしている。9月のF1イタリアGPでF1引退を表明していたフェリペ・マッサだが、2017年はウィリアムズでランス・ストロールとチームを組み、通算250戦というF1参戦記録を延ばすことになる。また、フェリペ・ナッセがシートを獲得できなくても、少なくともブラジル人ドライバーがF1グリッドに残ることを意味する。
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