フェリペ・マッサは、2016年シーズン末に競争力のあるシートが見つからなければF1を引退するかもしれないと述べた。現在のF1グリッドでキミ・ライコネン、ジェンソン・バトンに次いで3番目に年長のドライバーである34歳のフェリペ・マッサは、引退について考える時が近づいていることをわかっている。
ウィリアムズとの契約は2016年までとなっているフェリペ・マッサは、次の競争的なシートが見つからない場合、または自身のモチベーションが低下した場合にはそこでF1を引退することも考えられると述べた。 「来年が僕の契約の最終年だ。その先も続けるかどうかを決める最も重要なシーズンになる」とフェリペ・マッサは UOL Esporte に語った。「コンペティティブなチームで続ける機会があるならばそうする。そうでなければ辞めるだろう。ウィリアムズのように自分がハッピーでいられて、彼らも僕を望んでくれるようなチームがあればF1に残る。走ることを楽しめて、自分が愛されていることを感じられる。モチベーションが続くのはそういう時だ」 F1から引退したら母国ブラジルに戻るのかと質問されたフェリペ・マッサは「ブラジルに戻るか、モナコに住み続けるかはわからない」とコメント。「僕はマイアミも好きなので、そこで暮らすかもね」 だが、NASCAR転向という考えは今のところないようだ。「それはないよ。毎週末のようにレースをしてたら、家族に殺されちゃうよ!」