フェリペ・マッサは、F1のペイドライバーなることは"売春"のようなものだと表現した。フェラーリで8シーズンを過ごしたフェリペ・マッサは、今週末に母国ブラジルで開催される2013年最終戦の後、ウィリアムズに移籍する。フェリペ・マッサは、PDVSAから豊富な支援を受けるパストール・マルドナドの後任となるためにブラジルのスポンサーを持ち込むとみられていた。
だが、フェリペ・マッサは、自身の実力で"プロフェッショナル"なレーシングドライバーとしてウィリアムズに移籍すると主張している。「僕がこれまで経験したり、達成したりしてきた全てを考えれば、レースをするために支払う意味はない」とフェリペ・マッサは Globo に述べた。だが、フェリペ・マッサは、ウィリアムの新しいスポンサー探しを助けるつもりだと語る。「もちろん、僕にできることは全部するつもりだ。お金はマシンを改善するために効果的だし、僕にはいくつかの企業と素晴らしい関係がある。そのいくつかはブラジルの企業だ。大小を問わず、全てのチームに危機が襲っている」フェリペ・マッサは、2014年にのためにロータス、フォース・インディア、マクラーレンとも交渉したことを明かしている。「でも、ブーリエ(ロータスのチーム代表)は、(2014年に)実際には他にしたいことがあるかのように何もしなかった」「その後ウィリアムズがやってきた。最初の会話は“我々は君を望んでいる"だったんだ。それは僕にとってすごく重要だった」フェリペ・マッサは、ドライバーの功績が財政的な支援と密接に結びついているという意味での“ペイドライバー”になることに興味はなかったと述べる。「とても強い言葉なので、そのように表現するべきかわからない。でも、その言葉は“売春”だ」とフェリペ・マッサは UOL Esporte にコメント。「そうする必要がないこと、走るために支払う必要がないことは、僕の最大のプライドだ。スポンサー面で手助けするのは論理的だと思うけど、僕は売春婦ではない」