フェリペ・マッサは、最近の自らの状況に来季のフェラーリ残留への自信を確信できずにいるようだ。2012年、フェリペ・マッサのシート喪失の噂が絶えなかったが、最終的にフェラーリは1年間の契約延長で合意。昨シーズン後半から復調の兆しをみせていたフェリペ・マッサだが、今年のモナコGP以降、クラッシュやインシデントに見舞われている。
F1ドイツGPでも、4周目に自らのミスが招いたスピンにより、フェリペ・マッサはレースをリタイアしている。それでも、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリはフェリペ・マッサを“全面的”に支持していると語る。「我々が彼を信じているのは、ずっと言ってきた通りだ。確かに危機的な瞬間もあったし、もちろん、この結果には満足していない」「だが、我々はフェリペをサポートする必要がある。チームはコンストラクターズ選手権をかけて戦っているからだ。チームが彼を100%支持していることは彼もわかっている」 しかし、ステファノ・ドメニカリのエールにも関わらず、フェリペ・マッサは2014年の自分の居場所について確信していないようだ。「このことが僕の将来を危うくするかどうかはわからない」とフェリペ・マッサは Totalrace にコメント。ニュルブルクリンクでのスピンは自分のミスだと認めるフェリペ・マッサは「僕に言えるのは、今日起こったことに満足していないということだけだ」と述べた。また、O Estado de S.Paulo に対しては「チームはマシンに問題を見つけていないし、僕は深刻に受け止めている」「最も重要なことは、パフォーマンスに関しては、今週末は素晴らしい仕事をしていたことだ。次からのレースではそれが重要だ。僕はこれまでに何度も苦境を乗り越えてきたし、それが増えたところで変わりはないだろう」
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