フェリペ・マッサは、レースエンジニアであるロブ・スメドリーとともにシーズン序盤の困難を乗り越えたと感じている。「ロブとは2006年から一緒に仕事をしている。彼はニュルブルクリンクで僕のレースエンジニアになった。今ではもう、彼は僕がクルマに何を望み、何を必要とするかを正確にわかっているし、僕のドライビングスタイルの全てを理解してくれている」とフェリペ・マッサはコメント。
「でも、毎年クルマは変わるし、タイヤや他の多くの要素が1年ごとに変わるので、僕らは常に一緒に学ばなければならない」「例えば今年は、序盤の数レースは少し難しかった。でも、そこからいくつかのエリアで方向性を変え、今ではトラック毎に正しいセットアップを見つける作業はずいぶん習慣化されてきたと思う。そのおかげで、シーズンのこの段階で僕はずっと強くなったと感じている」3戦連続の市街地サーキットでの開催後、F1は伝統的な常設サーキットのひとつであるシルバーストンへ向かう。「シルバーストンは、雰囲気もトラックも本当に気に入っている。走るのがとても楽しいトラックだ。お気に入りのひとつだし、おそらくドライバーの99%がそうだと思う」「本当に流れがいいし、チャレンジンな高速コーナーがある。もちろん、天候は常に要因になるし、予報を見たけど、かなり雨が降りそうだ。毎日40%くらいの確率だ。正直、シルバーストンのウェットデイはサーキットに来てくれる観客には良くないけど、僕は雨の走行は気になられないし、大部分のドライバーが同じように感じていると思う。僕たちは全員、初めてカートでレースを始めたときからそのようなコンディションを経験しているからね。楽しみでさえあるよ」「でも、例えばトラック状に水が多くて、セーフティカー先導でレースをスタートするようなコンディションが簡単な状況ではないのは確かだ。上位にいれば問題ないけど、実際トップ3以外は前よりも横に目を向けなければならない。ブラインドで走ることになるので、それが唯一全員が嫌がるコンディションだね」「僕たちがどれくらい競争力があるか、はっきりとしたイメージを持つのは難しい。特に今年は予想できないようなレース結果を見てきた。シルバーストンはここ数レースとは非常に異なるトラックなので、あらゆる準備をしておく必要があるし、出来る限りの準備をして到着しなければならない」「シルバーストンが期待しているよりもいいかどうかはわからない。でも、コンマ3秒に13台のマシンがいたバレンシアのQ2を見れば、今シーズンは本当に予測ができない。でも、僕たちのマシンは高速コーナーでそれほど悪くはないと思うし、金曜日のプラクティス開始したときに優れたF2012を発見できると感じている」
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