フェリペ・マッサは、フェラーリがF1スペインGPから進歩を果たすというフェルナンド・アロンソの見解を支持。しかし、アップグレードによってすぐに勝利を争うための助けになると考えるのは期待し過ぎだと思っている。木曜日、フェルナンド・アロンソが走らせるF2012には多くの開発物が搭載される。フェラーリは、そこでヨーロッパシーズンのスタートでマシンにどれくらいの進歩をもたらせるかの最初の兆候を得ることになる。
フェルナンド・アロンソはトップ5を目指しており、フェリペ・マッサも両方のマシンがトップ10に食い込めると考えている。「それ(2台のフェラーリがバルセロナでトップ10に入ること)は僕の予想にあるけど、僕たちは全ての新しいパーツを試しているわけではないので、バルセロナでそれらがマシンにどれくらいの改善をもたらせるかを確認する必要がある」「僕たちがより現実的になる可能性もなるけど、僕の予想では確かだ」フェラーリがどれくらい進歩を果たせるかは、ライバル勢よりもどれくらいスピードを進歩させられるかにかかっている。「ギャップを縮めるには他よりも多くの改善が必要だ。彼らも作業をしているし、改善している」とフェリペ・マッサはコメント。「3週間でマシンはコンマ2〜3秒改善しているので、僕たちは大きく前進する必要がある」「(レースに優勝することは)確かにちょっと楽観的過ぎるけど、新しいパーツを持ち込んでマシンに全てを装着すれば、もっと話すことができると思う。新しいパーツを試さずに言うのは難しいけど、上位勢のギャップは縮めてレースに優勝するというのはちょっと楽観的過ぎる。でも、僕たちはそれを期待している」フェリペ・マッサは、F1スペインGP前に最新のアップグレードを試すことはできないが、その結果として苦労するとは考えていない。「新しいパーツを走らせられた方がいいけど、昨日フェルナンドが新しいエキゾーストを試し、今日僕がバック・トゥ・バックで古いエキゾーストを試すというプログラムだった」「明日、今日の午後に到着する新しいパーツをいくつか走らせる。全てではないし、全ては準備されるのはバルセロナになる」