マルシャは、2013年の若手ドライバーテストにGP3ドライバーのティオ・エリナスを起用することを発表した。今季マルシャのGP3チームであるマルシャ・マノーからGP3に参戦したティオ・エリナスは、最終戦モンツァで優勝するなど、好成績を収めた。マルシャは、今季の成績へのご褒美としてティオ・エリナスを2013年の若手ドライバーテストに参加させることを発表。実現すれば、F1マシンを走らせる初のキプロス人ドライバーとなる。
ティオ・エリナス「先週末のモンツァで初優勝できのたはファンタスティックだった。タフなシーズンだったけど、多くのことを学んだし、それがあの素晴らしいサーキットでの成功に繋がった。実感は湧かないけど、F1で初めてのテストをする。子供のときからの夢だった。テストは来シーズンが終わってからだ。それに向けて準備を整えていく。だけど、それまでに多くの仕事があるので、冬の間は落ち着いて2013年シーズンに向けて準備したい。この最高の機会をくれたマルシャF1チームに心から感謝したい」ジョン・ブース (マルシャ チーム代表)「我々の“ヤングドライバープログラム”は、当初からチームにとって重要な構成要素だ。今のドライバーにチャンスを与えるだけではなく、次世代のスターを育むことも大切だ。グランプリの現場でマルシャF1チームのオペレーションに徹底的に集中している我々にとって、各サポートレースでの非常にエキサイティングかつ勇気づけられるパフォーマンスを興味をもって観戦するのは一つの習性だ。ティオはシーズンを通して最高の仕事をしており、F1テストの機会に十分に値する」
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