マリア・デ・ヴィロタは、昨年のマルシャでの直線テストで自分の命を救ったヘルメットを公開した。昨年7月、マリア・デ・ヴィロタは、ダックスフォードで実施されたマルシャの直線テストでF1カーのコントロールを失い、トラックの積載ランプに衝突。頭部、脳、顔に重傷を負った。右目は回復不可能なほど損害を負い、現在マリア・デ・ヴィロタは眼帯を着用している。
今週マドリードで開催された交通安全と脊髄損傷のイベントで、マリア・デ・ヴィロタは、事故時に被っていたカーボンヘルメットを公開。ヘルメットは、バイザー下から後部のHANS装着部分までほぼ割れていた。「これまで、ヘルメットは家族と友人にしか見せていませんでした」とマリア・デ・ヴィロタはコメント。「でも、他の人にも見てもらうことは重要だと思います」ヘルメットの損傷の度合いについて「もし何も被っていなければ、どうなっていたか想像してみてください」とヘルメット着用の安全性を訴えた。