マノーのマシンを設計するニック・ワースは、マノーのF1マシンは予定通りに進んでおり、シャシーは11月末に完成し、2月初旬にテストをする予定だと語る。マノーは、マシン開発においてワース・リサーチ社と提携している。「我々はすでに原寸模型のシャシーでコンポーネントを組み立てている。最初の本物のシャシーは製造されており、4〜5週間で準備が整うだろう」とニック・ワースは語る。
「クラッシュテストの進捗にはとても満足している。最初のマシンは、2月初旬にはトラックでの走行をスタートできると思う」ニック・ワースは、マノーが序盤は後方からのスタートすることになると認めるが、来年のレギュレーション変更がチームが前進するチャンスを与えてくれると考えている。「我々は後方からのスタートになるだろう。しかし、他の新チームの前にいられると期待しているし、そのあとすぐに既存チームにプレーシャーを与え始めるだろう」「今年の新しいレギュレーションは、2008年と比較して物事をかき混ぜているし、来年の規約も再び非常に違ったものになるだろう。特により大きな燃料タンク、より重い車重、エアロダイナミクス・・・違ったクルマが要求される」「その変更をまだサプライズを与える余地を残しリているし、過小評価すべきではない」「2010年の規約が今年と同じだったら非常に心配していただろうね」ニック・ワースは、マノーのマシンがまったく風洞を使わずに設計・製造されていることを明かにした。「我々は風洞を使っていない。エアロダイナミクスは、CDFシステムによって完全にコンピュータで開発している。チェックのためでさえ、風洞を使うことはないだろう」マノーは、来月にもバージンとのパートナー契約を発表するとさえており、ニック・ワースは、その後まもなくドライバーを発表できるだろうと語る。「我々はまもなく商業的なパートナーとドライバーも発表できると思う」
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