マノー・マルシャは、メルセデスと2016年以降のパワーユニット供給に関して複数年契約を結んだことを発表した。今シーズン、土壇場でF1グリッドに着いたマノー・マルシャは、フェラーリの1年落ちのパワーユニットを使用していた。だが、2016年からは現在のF1で圧倒的な強さを誇るメルセデスのパワーユニットを搭載することになる。
ジョン・ブース (マノーF1チーム代表)「2016年シーズン以降、のルセデス・ベンツとの新しいパワーユニット・パートナーシップを発表できたことを嬉しく思っている。我々の長期的な野心に役立つエンジンパートナーの選択を決定するには多くの要因があったが、メルセデス・ベンツのパッケージの強さははっきりしている。2015年は運営のあらゆる面で再建の年だった。競争力に関して、チームが前年に果たした大きな進歩を果たすことはできなかったが、進歩のために力強い基盤を配備してきた。風洞での2016年マシンのポテンシャルとともに、メルセデス・ベンツのパワーユニットは、来シーズンからの積極的なパフォーマンス開発への復帰の助けになるだろう。この場を借りて、過去2シーズンにわたるスクーデリア・フェラーリのチームへのサポートに感謝したい。2014年、我々はチーム初ポイントという重要な時を共有し、2015年、フェラーリは我々のパートナーシップで合意された以上に我々を支えてくれた。単純に彼らがMR03Bをサポートするために頑張ってくれなければ、我々はグリッドに戻り、同時に2015年パッケージに集中することができなかった。また、トランスミッションとサスペンションコンポーネントの供給を受けるウィリアムズ・アドバンスド・テクノロジーと技術パートナーシップを再開することお知らせできることも嬉しく思っている。メルセデス・ベンツのパワーユニットとの組み合わせによる新しいパワートレイン・パッケージの強さに興奮している。それは我がチームの長期的な将来を意味するものだ」トト・ヴォルフ (メルセデス・ベンツ モータースポーツ責任者)「メルセデス・ベンツは、ワークスのシルバーアロー・チームと独立系カスタマーチームにパワーユニットを供給するという明白なF1哲学を持っている。我々はこのアプローチが、F1により大きな強さを提供し、フィールドの競争レベルをより深いものにすると信じている。ルノーのロータスF1チーム買収を見据え、我々はマノー・マルシャをあたらなメルセデス・ベンツのカスタマーとして発表できることを嬉しく思う。素晴らしい競争精神をもった粘り強いチームであり、我々全員が、彼らが来年メルセデス・ベンツ ハイブリッド パワーユニットを搭載したクルマでどのような前進を果たすかを目にするのを楽しみにしている」
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