マノーは、まだ2016年のF1ドライバーラインアップに注意を向けていない。元マルシャF1チームは、今シーズン、ウィル・スティーブンスとロベルト・メルヒを起用。しかし、ロベルト・メルヒは、スポンサー不足によって、しばしばシート喪失が噂されていた。「通常、我々は11月下旬、12月上旬に契約交渉を始める」とチーム代表のジョン・ブースはコメント。
「必ずしもそれは可能ではないが、ゴールではある」ロベルト・・メルヒのスポンサー不足については「もう一度言うが、パフォーマンスに関しては、我々は現在のドライバーの両方に満足している」とジョン・ブースはコメント。「我々の事情により、彼らはより優れた仕事ができなかったと考えている。だが、商業面についてはコメントすることができない」昨年後半にマルシャが崩壊したことで、今年マノーはチーム再建に集中してきた。基本的に、昨年型のマシンと2014年のフェラーリエンジンを使用するマノーは、苦戦を強いられている。「単純にこのクルマに新しいフェラーリエンジンを搭載することは不可能だ」とジョン・ブースは認める。「我々はクルマを大きく再構築するという観点でオプションを調査していたが、代わりに、2015年のクルマに集中することを決めた。それは正しい選択だったと思っている」ジョン・ブースは、マノーが2016年に“大きなステップ”を果たすことを目標としていると述べて画、もうひとつのフェラーリのカスタマーチームであるハースの方がフェラーリから手厚いサポートを受けてデビューすることになる。それは、マノーが、ホンダの初のカスタマーになるとの噂の引き金になった。「とにかくホンダはF1で偉大な歴史を持った素晴らしい会社だ。遅かれ早かれ、彼らは正しいことをしていくと確信している」とコメント。「現時点でそのような交渉はないが、そのようなオプションを永遠に除外するとは言えない」また、ジョン・ブースは、マノーが2016年もF1グリッドに並ぶのは確実だと述べた。「その通りだ。我々は優れた事業計画を実施していると思っている。我々は持っている以上のものを費やすことはない。F1でそのようなことを実現するのはかなり珍しいことだ!」
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